育てる
はちみつづくりの始まりは、良い蜂を育てることです。自然と向き合い、日々変わる季節のサインを読み取りながら蜜蜂が健やかに暮らせる環境を整える――。この積み重ねこそが、小田養蜂場の品質を支えています。
女王蜂と群れを整える
蜜蜂の社会は、女王蜂を中心に成り立っています。女王蜂が元気で、産卵が安定していることは、群れの力そのものを表します。
蜂の状態を見極める
産卵の状態、働き蜂のバランス、花粉や蜜の入り具合、これらを丁寧に確認しながら、最適な群勢を保ちます。
巣箱ごとの性格を理解する
同じ環境でも、巣箱ごとに性格や働き方は異なります。それぞれの個性を捉え、無理のない育成を行うことが、強く健全な群れを育てる上で重要です。
自然を読むという仕事
養蜂は、自然の変化を読む力が求められます。花がどれだけ咲くか、気温や湿度、雨や風のタイミング、これらが蜜の量や品質に大きく影響するため、日々の観察を欠かしません。
最適な環境をつくる
巣箱の位置、日当たり、風の通り、周囲の植物など、蜂にとって快適な環境づくりも育成の大切な仕事です。
季節ごとの仕事
春の増勢管理、夏の群れの安定、秋の越冬準備。季節に合わせた細やかな作業が、一年を通して続きます。