小田養蜂場の仕事

育てる

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はちみつづくりの始まりは、良い蜂を育てることです。自然と向き合い、日々変わる季節のサインを読み取りながら蜜蜂が健やかに暮らせる環境を整える――。この積み重ねこそが、小田養蜂場の品質を支えています。

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女王蜂と群れを整える

蜜蜂の社会は、女王蜂を中心に成り立っています。女王蜂が元気で、産卵が安定していることは、群れの力そのものを表します。

蜂の状態を見極める

産卵の状態、働き蜂のバランス、花粉や蜜の入り具合、これらを丁寧に確認しながら、最適な群勢を保ちます。

巣箱ごとの性格を理解する

同じ環境でも、巣箱ごとに性格や働き方は異なります。それぞれの個性を捉え、無理のない育成を行うことが、強く健全な群れを育てる上で重要です。

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自然を読むという仕事

養蜂は、自然の変化を読む力が求められます。花がどれだけ咲くか、気温や湿度、雨や風のタイミング、これらが蜜の量や品質に大きく影響するため、日々の観察を欠かしません。

最適な環境をつくる

巣箱の位置、日当たり、風の通り、周囲の植物など、蜂にとって快適な環境づくりも育成の大切な仕事です。

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季節ごとの仕事

春の増勢管理、夏の群れの安定、秋の越冬準備。季節に合わせた細やかな作業が、一年を通して続きます。


採蜜

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採蜜は、蜜蜂たちが時間をかけて集めた自然の恵みを、丁寧に受け取る作業です。巣箱の状態を見極め、最適なタイミングで採蜜することで、その年ならではの味と香りをそのままお届けできます。

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採蜜のタイミングを見極める

採蜜は「いつ採るか」がもっとも重要。蜜の量、蜜蓋(みつぶた)の状態を確認し判断します。雨で湿度が高い状態が続くと蜜の状態に影響します。採蜜日を遅らせれば糖度は上がりますが、次の花が咲き始めたり、採蜜回数が減ることで生産量が少なくなります。糖度、花、天候、全体の状況を見極めて採蜜を行います。

採蜜の工程

採蜜は大きく3つの工程に分かれます。まずは巣板を取り出す。蜂の動きを落ち着かせ、巣板を一枚ずつ取り出します。遠心分離で蜜を搾る巣板から蜜を回転の力で搾り出す工程。蜜蓋を切り、分離器にかけることで美しく輝くはちみつが溢れてきます。その場で濾過し一斗缶に充填。不要な混入物を取り除き、味の変化を防ぐために丁寧に保管します。小田養蜂場では低温で管理することでフレッシュな状態をキープしています。

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自然のままの味を届けるために

低温で湯煎した後、再度濾過し瓶詰めを行います。自然の花と季節が生んだ味わいを、そのまま瓶に閉じ込めています。

受粉

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受粉は、地域の農業を支える大切な仕事です。蜜蜂が自然に花から花へと飛び回り、その動きが作物の実りを支えます。小田養蜂場では、いちご・りんご・メロンなど、さまざまな作物の受粉に協力しています。

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蜜蜂がつくる自然な受粉

蜜蜂は、花の蜜と花粉を集めるために自然に花を巡ります。受粉が作物に与える影響は、果実の形が整う、着果率が上がる、味や甘さが安定する。蜂の働きが、農産物の品質に直接つながります。

農家との連携

受粉作業は、農家さんとの信頼関係の上に成り立っています。農家さんが蜜蜂に優しい環境を整えていただけるので、蜜蜂も安心して働くことができます。

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巣箱の設置と管理

花の咲くタイミングに合わせて巣箱を設置し、蜂の状態を随時確認しながらサポートします。

地域を支える仕事として

受粉は蜜蜂にとって自然な仕事であると同時に、地域の農業や食文化を支える大切な営みでもあります。